時には気ままに
フィルムカメラを復活させた話は以前書いたけど、出かける時にはなるべく持っていくようにしています。
こっちのカメラは家族も認識しており、いつかはPENTAXのデジイチをしれっと登場させるための布石でもあったりします。
とは言えちょっと重いんでなかなか持ち出す機会もないんですが。
前回はちゃんと写せるかテストの意味合いもあったんで、なるべく安いフィルムにしたんだけど、今回はFUJIの400Hにしてみました。
仕上がり具合も良好で結構好みかも。
Kodakなんかも考えたんですが意外と高いんだね、フィルムも。
現像も含めるとなんだかんだで1枚当り7、80円はかかるからデジタルみたいにバシバシ撮れない。
なもんで今回36枚撮りを使い切るのに3ヶ月くらいかかりました。
撮ってすぐ確認できるデジタルと違って、フィルムだと仕上がってくるまでどんな写りかわからない。
ミラーレスなら撮る前から仕上がりがわかるもんなぁ。
まぁ待ってる間のワクワク感と仕上がりを確認する時のドキドキ感はありますよね。
写真に限らずいろんなものがスピードアップしてます。
例えばチラシ印刷ひとつにしたって、以前なら写植屋さんで文字打ち出して版下製作に2日。写真分解やら製版作業に3日。色校正が出てきて1泊2日で確認。校了してから印刷、製本に2日とか。
以前なら1週間以上かかってた工程がデジタルなら入稿後1日で手元に届くようになりました。
便利になった反面、無くなった職種や業界もあります。
良い事なんだか悪いんだか。
高度成長期とかバブルの頃の残業自慢や武勇伝なんてのも良く聞きますが、今の人たちは密度が濃いから、もしかしたらあの頃より負担は増えているのかもしれません。
今じゃ仕事サボって喫茶店にいても連絡ついちゃうもんね。
被写体を見つけて、ピントが合うまでピントリングを右往左往。
フィルム全部を撮り終えてから現像に出す。
仕上がりを見て一喜一憂なんてゆっくりペースもたまには良いかもね。
あとはあれだね。
もっとちゃんと被写体を選べって事だね(汗)
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