「まみこ。24歳」雪の丘編 2

美瑛ロケ撮は観光タクシーを利用したこともあり、効率的にいろんなところへ行けました。

その分どこがどこやらごっちゃになってるところもあるので、レポートと写真が違ってる場合もあるので悪しからず。

だってどこも雪まみれなんだものー!



セブンスターの木

最初は丘の下から撮ってます。

これがセブンスターの木。

先客も結構いました。

肝心のセブンスターの木はちょっと寂しい感じでしたが、その手前の並木の方が絵になるかな。



北美瑛駅

ホーム長が1両分しかないです。

駅舎もなければ改札もないので、ただの台です。

駅の感じが出るかなぁと思ってたら、警報機が鳴りまじめる!

これは列車が来るのか?と待ってたら来ました!

1時間に1本なのでかなりラッキーです。

まみっこ持ってるなー!


赤羽の丘

事前に写真を見て、ここで抜け感のある写真を撮るのが第一の目的でした。

真っ青な空。

まぶしいくらいの日の光が一面の銀世界に反射して自然のレフ版となり、まみこちゃんを照らす。

なんてのを期待してたんですが、いずれまた。

次はいつになる事やらですが。

でもこんな風に雪の景色もドラマチックで良いですよね。



美馬牛駅

無人駅です。

北美瑛とは違って駅舎があり、入ると列車待ちの観光客と思しき女性が2名いました。

誰もいなければ駅舎でも撮れたんだけど、ここは断念です。

ホームも長くて小湊鉄道を思わせます。

でも関東だとこれだけ雪が積もる事も無いでしょうから、やはりここならでは。

雪の中レンズ交換をしたいんだけど、15mmも200mmも太いし重いんで難儀してたらまみこちゃんが手伝ってくれました。

ありがとう。

まぁズーム買えってことですよね(汗)



クリスマスツリーの木

〇〇の木がたくさんある美瑛ですが、ここは比較的観光地化していなかった。

逆にカメラマンが他に2組くらいいて、三脚立てて待機してました。

この日はあいにく終日雪曇りだったんだけど、夕陽が出れば雪原にクリスマスツリーが影を落として素敵な画になるんでしょうね?

ここでは映画「LoveLetter」のカットを真似して撮ってみました。

道すがらちょろっと画像を見せただけなのに、この表現力です。

のみこみも早いんだけど、イメージを作るのがうまいんだろうなぁ。

この日はこのカットが撮れただけで充分でした。



お昼ご飯からの「愛を積むひと」ロケ地

クリスマスツリーの木を撮影してそろそろお腹もすいてきた。

お昼ごはんは大石のおっちゃんのお勧めのお店に。

実はここらへんにお店はたくさんあるんだけど、冬期は営業していないところが多い。

おっちゃんの風貌からするに、ほっけとかジャガイモがうまい「何とか食堂」的なお店をイメージしてたんだけど、あにはからんや超シャレオツなイタリアンのお店。

「フェルム・ラ・テール美瑛」

イタリアンならサイゼリア最高!なコンビだからどうしていいやらでしたが、とにかくおしゃれなお店でした。

ちなみにおっちゃんはお弁当持参らしく、車で食べるとの事。

おっちゃんにもご馳走してモデルさんの前でカッコつけようと思ってたのに不発でした(汗)


さすがに雪に埋もれるこの時期の平日だから、貸切状態でした。

店長さんらしきひとが丁寧に料理の説明をしてくれるんですが、ちんぷんかんぷん。

とにかく自然素材がオーガニックでエコキュートなんです(雑な解釈)

当然ですがめっちゃ美味しかった!


お店の中には美瑛在中の写真家さんたちの作品が飾られてていい感じです。

やはり皆さん美瑛の自然に魅せられて移住しちゃうみたいです。

自然の見せる一瞬の表情を納めようとしたら自然とそうなるんだろうね。

サーファーが海の近くに引っ越すのと似てるよね。

お店の窓から1軒の家が見えます。

映画「愛を積むひと」のロケ地です。

実はこの映画、森野は劇場で観てるんですよね。

レストランへ向かう車中。

「これから行くところは映画のロケ地にもなったんですよ。佐藤浩市と樋口可南子が出た。「愛を積むひと」って映画」

「あっ、それ俺見ました!あれですよね。本田翼が出てるヤツですよね?」

「え?そうなんですか?・・・」

「あれ?違いましたっけ?なんか弁護士の」

「それは違う映画じゃ?」

完璧に「ターミナル」とごちゃ混ぜになってました。

佐藤浩市、雪国ってのが共通してるんだけど、こっちは北川景子でした。

もうね、自分の記憶の曖昧さが怖いです。

黙ってこのグダグダなやり取りを聞いてたまみっこの心中やいかに!

怖くて聞けません(笑)

実は大石のおっちゃん、カメラに趣味があるらしく、まみっこの持ってたフィルムカメラに興味津々。

「それニコンだよね?なんて機種?」

いろいろ聞いてくるんだけど持ち主はチンプンカンプン(笑)

俺も良くわからずでなんだか三人でグダグダな会話に。

それも旅の楽しみの一つですよねー(ホントか?)



雪の美術館

お昼ごはんを食べたら結構な時間になってました。

この日は9時半~15時半の予定だったので、急いで移動です。

最後の目的地は「雪の美術館」

「アナ雪」の氷の城に似ていると話題になった場所だそうです。

ホントは「青い池」も候補地だったんだけど、室内に変更しました。

美術館自体はおもしろかったんだけど、ちょっと撮影には不向きかもです。

回廊を降りたり登ったりが年寄りにはキツイ!



旭川市内

帰りの便まで時間があったので、旭川市内で降ろしてもらいました。

ここでおっちゃんともバイバイ。

いやぁ、ホントにいろいろまわってもらい助かりました。

地元の方ならではの撮影ポイントなんかも教えてもらえたので、かなり効率的に回れました。

これ自分でレンタカー運転してたら、半分もまわれなかったかも。

ヘタすりゃ転落してまみっこに後ろから押させるなんて事にもなってたかもですよ。

お世話になりました。

ありがとうございました。

お昼はシャレオツなイタリアンで気取って食べたもんだから、ちょっと小腹が空く感じ。

とくればラーメンでしょう!

おっちゃんおススメの「山頭火本店」へ。

平日の中途半端な時間にもかかわらずほぼ満席。

お昼時なんかだと並ぶんだろうな。

たぶん東京なんかでも食べられるんだろうけど、旅先での一杯は格別です。

うまかったぁ!

と、楽しみにしてた旅撮もあっという間に終わりました。

旭川駅前からは連絡バスで空港へ。

あたりは真っ暗で何も見えない。

早めに空港に到着してウダウダ。


実はもっと天気は荒れる予報だったので、帰りの便が欠航にならないかヒヤヒヤでした。

美馬牛駅で出会った旅の女性は欠航が心配だからって一本前の便で帰るって話してたくらい。

雪はずっと降ってましたが風が無かったので、完全防寒もあいまってそれほど寒い思いはしませんでした。

むしろ波崎のが寒かったぞ!

帰り便も定刻どおり飛んでくれたので無事旅撮終了です。


ところでツイッターでまみこちゃんが宣言してた通り、体調が本調子ではないようです。

たぶん精神的な疲れなんかもあるんだと思います。

来年からは少し撮影ものんびりモードにするそうで、はたして予定が合うかどうか。

そんな中、今回の遠征に付き合ってくれてホントに感謝しかないです。


冬期の美瑛は尾道と並んで撮影したいロケ地でここでのポートレート撮影は長年の夢でした。

今年はそれが二つともかなえられて、しかもまみこちゃんという素敵なモデルさんで実現出来てラッキーでした。

ホントにありがとう!


今回写真展も終わって制約なく好きに撮りましたが、見返してみるとホントに記念写真っぽいのばかりです(汗)

もはやポートレートとは言えない。

でも、逆にめっちゃ楽しそうな写真ばかりになりました。

データを渡したら「こんなに笑顔が多いの珍しいかも」って感想をもらった。

るるぶ系カメラマンなんて自称してましたが、そんなジャンルにしようかな?

旅レポ+ポートレートで「旅ポ」なんて面白いかもなー。


よし!

誰か旅の資金出してくれ!

頼むよ修造(わかる人にはわかるネタ)

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