「のんポ展」作品解説

「まみこ。24歳」はこのブログでまみこちゃんの記事を書く場合にタイトルとして使ってきました。

今までのパターンで言うと「まみこ@ 鎌倉リク撮 9/15」とかになるはずなんですが、自分でもわからないんだけどこんなタイトルでずっと来てます。

なんとなくいつかは写真集作りたいって想いがあったのかもしれません。

のんポ展参加のくだりは以前書いたのでそれを読んでください。

鎌倉の撮影あたりからストーリーにのっとって撮影したいって伝えていて、尾道撮影からはシナリオモードでした。

とは言え時間配分がグダグダでバタバタだったのもすでに書いてます。


古民家撮影からは完全にのんポ展対応の撮影だったので、ブログにも書けないことやアップできない写真もありました。

古民家は尾道にある実家の設定です。

衣装も尾道に合わせて用意してもらいました。

実はここの古民家、まみこちゃんは前々日くらいに別の撮影で来てたそうで、「道わかる?駅まで行こうか?」って聞いたら「行けますっ!」ってドヤった返事が来ました(笑)

方向音痴キャラなんですけどね。

まみこちゃんの撮影は不思議とロケ地がかぶる事が多くて、3日連続なんてこともあったそうな。

確か鎌倉の時も2日連続だったようです。

ここは主人公が都会の暮らしに傷ついて戻ってくるシーンと、学生時代のまだ悩みのない時代の対比をイメージしてました。

展示では廊下のカットを対比させましたが、この写真を評価してくれる方も多かったです。

衣装と髪型を変えただけなのに、まったく別人のようでスゴイなぁなんて感心してました。

その場で言うと調子に乗りそうだったので黙ってましたが(笑)

実は大の字で寝るシーンは衣装ごとに撮ってます。

さすがに大の字で寝る事もないみたいなんでちょっと戸惑ってましたが、見事な大の字です!

実家でリラックスイメージを撮るべく部屋着のTシャツを持ってきてもらいましたが、これが例のI LOVE栃木Tシャツと謎の文章Tシャツです。

めっちゃツボにはまったんですが、ちょっとこのカットはNGになりまして、あらためて東京自宅編で着ることにしました。

しかしここはほんとに居心地の良いお家で、終始まったりとした撮影が出来ました。

傷ついた主人公が癒されて再生するキーポイントでもあるんですが、ホントにそんな癒しのパワーを持った空間でした。

当日はオーナーさんにもとても良くしていただき、なんと奥様がのんポ展にも来てくださいました。

アンケートにとても丁寧な感想をいただいて感激しましたが、本名で書かれた(予約は本名だから)もんだから、みんな誰の事だかわからなかったと言うね(笑)

その節はお世話になりました。

また機会があればよろしくお願いします。

傷ついた主人公が海で泣くシーン。

これは茨城の波崎海岸で撮影しましたが、午前中のコキア撮影の時は晴れてたのに移動中にみるみる曇りだし、しかも大洗での昼飯に手間取ったもんだから到着時間が押しちゃって日没すると言う最悪の状況です。

俺が泣きたかった。

「目薬とか用意しようか?」

「あ、泣けると思うんで大丈夫です!」

さすがやわー。

しかしこの日の波崎海岸は風も強く海も荒れてめっちゃ寒かった。

しかもスーツの下は半そでブラウス。

諸般の事情でこれしか無かったんだそうな。

「私、海なめてました。めっちゃ寒いです」

「おう。大丈夫。俺も寒いから」とすでにおかしなテンションになりながら日没後のわずかな光がなくなる前に急がねば!

「大丈夫?泣ける?」

「1分もらえれば泣けます!」

晩秋の荒れた風がビュンビュン吹きすさぶ中、海に向かって集中するまみこ。

邪魔しちゃ悪いから黙って待つもりくま。

人気の無い海岸でおっさんとスーツの女性がたたずむシュールな絵面に風力発電の羽も心配そうだ。

寒い。寒いぞ!

でもまみこちゃんはもっと頑張ってるんだ。

半袖ブラウスってどんだけ寒いんだ!

凍えて折れそうな心をなんとか持ちこたえる。

そろそろ1分経ったか?

とおもむろにまみこちゃんが振り向く。

「無理でした」

一同大ズッコケ!

まぁ暗くなっちゃったし、よしんば涙が流れていても写らないかもしれないからそのまま続行。

しかしさすがの演技力です。

ホントに泣いてるように見えません?

現像しながらストーリーが頭をよぎり、思わずもらい泣きしちゃいました。

その事を伝えると「いや、私泣いてないですからwww」とのお返事が(笑)

最後のパーツを埋めるべく自宅編の撮影は都内のレンタルスペースでした。

自宅のリラックスした雰囲気のなかで、普段の素の生活をイメージしました。

それと写真集のなかでちょっとスパイス的なサービスカットを撮ろうと思ってました。

実はこの日撮った写真が撮れ高ありすぎて、それだけで1冊できる勢いだったんです。

そろそろお互い気心も知れてきたんでしょうかね?

最後の補撮くらいのつもりだったんですが、あまりにも良すぎて「まみこまみれ」が誕生したわけです(誕生秘話・・・ってほどでもないかw)

まだまだいろいろあるんだけど、きりが無いのでこの辺で。

初めて撮影したのが8月のはじめ。

それ以来10月の終わりまでのんポ展の為にいろいろ協力してもらいました。

前にも書きましたが人気モデルさんを俺ごときが展示しちゃって良いんだろうか?なんて葛藤もありましたが、こうして無事展示も出来て「おもしろかった」とか「まみこちゃんかわいい」なんて評価をいただけたので良かったのかなと思います。

それよりも、なにより俺が楽しかった。

ホントに日々まみこちゃんの写真の事ばかり考える毎日で、まさに「まみこまみれ」でした。

こうしてのんポ展が終了しちゃうと祭りのあとの寂しさが押し寄せてきて切ない気持ちでいっぱいです。

のんポ展ロスです。

写真展に用意した「コメントノート」にまみこちゃんもコメント書いてくれました。

感想の最後に「ザ・二人三脚!」って書いてあってこれは最高のコメントですよ。

嬉しいなぁ!


え?みんなに同じこと書いてんの?

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