「のんポ展」ありがとうございました!
「のんポ展」が無事終了しました。
おかげさまで予想以上にたくさんの人にお越しいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ビビリまくってた自分の展示も「おもしろかった!」なんて感想をもらえて素直に嬉しい。
まぁほとんどは「まみこちゃんかわいい!」なんだけどね(汗)
今回2冊のフォトブックと4点(実際には8点)の写真を展示しました。
実は当初はA3サイズのパネルを10点展示しようと思ってたんです。
「まみこ。24歳」のストーリーに沿って。
「のんポ展」の展示スペースを決める打合せという名の飲み会←があったんですが、自分は参加できなかったんでどうやって決めたのかわからないんだけど、なんと受付入ってすぐの場所になっちゃった。
これはまずい。
前回同様箸休め的に皆さんの足を引っ張らないように地味にお茶を濁そうと思ってたのにー!
ちなみに展示場所最初に教えてくれたのまみこちゃんでした。
「もりくまさん、入ってすぐなんですって!びっくりぽんやー!」ってDMが。
打ち合わせの翌日まっはーさんと撮影があったらしく、俺より先に聞いてるという。
俺が知ったのはこっちから催促してその日の夜なんす。
ね、素敵な仲間たちでしょう?(笑)
でもそんなユルさが心地よかったりもしますが(一応フォロー)
展示って会場を時計回りに見る傾向があるらしいんですが、そうなるとトップバッターじゃん!
寄席の前座、番組の前説、居酒屋のお通しポジション。
来た方にオッと思わせて期待感と共にメインディッシュに進んでもらう役どころって勝手にプレッシャーを感じて2日ほど寝込みました(盛りました)
てな事もあり今回無謀にもA2パネルで勝負をかけました。
もうね、こうなるとストーリーに沿うとかは二の次でインパクト重視で行くしかない!
10枚のうち一番インパクトがあると思われる2枚をメインに、残りを組み写真で展開するというあざとい手法に作戦チェンジです。
これが功を奏したのか、思ってた以上に好評でした。
単純にまみっこ人気にあやかったと言えばそれまでなんだけど、まみっこの魅力を引き出した俺の手腕も褒めてくれ!
褒めて伸ばしてくれ(心の叫び)
今回はコメントノートを用意しました。
「ひろな展」の時にアンケートで指摘があったんだけど、カメラマンさんに直に感想を伝えるツールはあった方が良いとの事でした。
俺に関しては需要は無さそうだなぁと思ってて、最終日に何も書かれてないノートを持って帰るのは切なすぎるとは思ったんだけど、逆に何か書いてあったら嬉しいじゃん!って事で勇気を出しました(チキンすぎる)
撤収の時に恐る恐る開いてみると!
たくさんコメント書いてあるじゃーん!(感涙にむせび泣く)
なんかタコツボ引き上げたらタコがうじゃうじゃ入ってたみたいな(例えがひどい)
いやでもホント嬉しくて、書いてくれたひとりひとりにお会いしてハグしたいくらいです(カメラマンさん除く)
まぁそうもいかないのでこの場をお借りしてお礼を申しあげます。
ホントにありがとうございました。
100均で買ったノートだけど(いらない情報)、何ものにも代えがたい宝になりました。
死んだら棺に入れてもらおうと思ってます。
もうね鋼の錬金術師ですよ、皆さんは!
さらに今回は老眼率の高いカメラマン諸氏に配慮して虫眼鏡まで用意するという親切対応!
ちなみにこれも100均で買いました(いらない情報その2)
これも「ひろな展」で出したフォトブックの文字が小さくて読めないという批判が殺到し、謝罪の記者会見を開く寸前まで行ったっつー経験を生かしてのことです。
いやぁ成長してるなぁ!俺。
しかしですね、この虫眼鏡。
使ってる人ひとりもいなかったようです(ぷんすかぷん)
っんだよー!
唯一、まみこちゃんがチェキ撮りの時に小道具として使ってくれました。
ありがたやー!
ちなみに今回フォトブックを乗せてたウォールラックも100均です!
全部Seriaで買ったんですが、これが100円?!なアイテムがたくさんあって、お部屋のインテリアなんかにも良いかもです。
これから御苗場とか展示の機会がある人は行ってみると良いアイデアが浮かぶかも!
#PRじゃないすよ
と、周辺情報でかなりの文字数になってますが、そろそろ本題に(え?これから?)
今回のメインは「まみこ。24歳」のフォトブック。
24歳の女性を主人公としたショートストーリーに沿って撮影しました。
地方から出てきた主人公が都会の暮らしに疲れて故郷に帰り癒されて再生する!ってザックリとしたプロットしかなかったんだけど、撮ってるうちに不思議とまみこちゃん本人とシンクロする部分も多くて、架空の話なんだけど次第にまみこちゃんに引っ張られて話が出来上がったってのがホントの所です。
たぶん全部しっかり読んだ人も少ないと思うので伝えたかった事だけ要約します。
主人公は社会の常識や大人たちの価値観に沿って安定した道に一旦は進むんだけど、そこでの理不尽さや心無い言動に傷つき、かつての夢を諦めようとする。
ふと故郷の海からの風を思い出し、帰郷し本来の自分を取り戻し新たな道に踏み出すって話です。
モデル活動されてる人たちには同じような悩みを持つ人は多いんじゃないかと思ったりもします。
これから就職する人もいれば、仕事を持ちながら趣味としてモデル活動をしていたり、あるいはモデルの仕事をメインにされてる人もいると思います。
それぞれに、それぞれの事情があって、それぞれの価値観に基づいて判断する事だろうけど、こんな生き方もあっていいと思うよーって伝えたかったんですね。
会社に勤めていれば、風邪ひいて休んでもお給料はもらえます。
だけど、そこにいることで本当の自分が死んでしまうのなら、そこから出てみるのもありだと思うよ!って事を定年を間近に控えたおっさんが伝えたかった訳です。
この歳になってわかることもあるんですよ。
「もりくま。57歳」なんての誰か作ってくれないかなー(需要100%無いな)
実はテーマは「風」なんです。
最初の原宿での撮影や嵐の鎌倉撮影とか、なにかと「風」に関わる事が多かったので、「風」をテーマに考えたのが今回のストーリーです。
風に吹かれてるといろいろ思ったりしません?
いろんな風もあるしね。
夏の夕暮れ時。
海からの風に吹かれて沈む夕陽を眺めてる時なんて最高ですよね!
ところで今回のフォトブックはかなり試行錯誤しました。
正直まだまだ直したいところもあるし、なんなら1から作り直しても良いくらいなんですが、それでも頑張って作ったので愛着もあります。
構成については最後にストーリーをまとめないで、それぞれのチャプターに入れてもいいかなとも考えました。
ただそれだと先入観が生まれちゃって、純粋に写真を見てもらえなくなるなぁなんてクソ生意気な事を考えたりして、結論としてストーリーは最後にまとめてチャプターのタイトルをそれぞれ該当する写真にキャプションとしてつけました。
「尾道」「東京」と続くから最初はロケーションの説明だと思っていると、「夢の欠片」とか「祖母の言葉」なんて出てきてなんじゃこれ?って思ってると最後に種明かし的にストーリーがあるという仕掛けです。
実はこれを完璧に理解してくれた人がいらっしゃって、コメントノートに感想書いてくれました!
たぶん誰も気がつかないだろうな(まみこちゃんにも言ってなかったので)と思ってたのでビックリしましたが、かなり嬉しかったのもホント。
もうね、思いっきり抱きしめたい!って言いたいところですが、カメラマンさん(サングラスが印象的な)なのでやめておきます(笑)
写真展をやるまではしんどい事も多くてもう2度とやるもんか!なんて思ってましたが、こうして終わってみると楽しい思いしかないんですよね。
こんな機会を与えてくれたメンバーには感謝しかありません。
いろいろ文句も言いましたが(笑)
繰り返しになりますが、忙しい中足を運んでいただいた方、本当にありがとうございました。
え?まみこちゃんのこと書かないのかって?
いやいやいや、さすがに長くなりすぎたんであらためて書きます。
書きたい事がありすぎてどこから書いていいかわからんのよ!
チョイお待ちください。
0コメント