さよならの向こう側

いつかは撮ってみたいと思ってたモデルさんが撮影会モデルを辞めるらしい。

人気のモデルさんなんで、なかなか機会に恵まれなかったけど、いつかはチャンスが来るだろうなぁと根拠無く思ってた。

初めて認識したのが去年の夏くらいだったから、 もうしばらくは続けるんだろうなとも。

待っててもチャンスは来ないんだよね。

それはわかってるつもりだった。

だけど生活を犠牲にするリスクを犯してまで無理もできないし。

大げさに言うとね（笑）

でも、もうちょっとできる事はあったなぁと反省もする。

撮影会さんやモデルさん情報には疎くなったなぁとつくづく思います。

他のカメラマンさんたちが情報交換してるのを横目で見ながらまったくついていけない自分が居る。

ましてやこちらから提供できる情報も無いし。

実はそのモデルさんがどの撮影会に所属してるかさえ、ちゃんと認識していなかった。

つまり全然情報収集が出来ていなかったって事だ。

正確に言うとしてこなかっただな。

ここ数年撮影会さんの数も増えて、それに伴ってモデルさんの数も増えてる。

なんなら関西や九州の撮影会さんまで遠征してくるこのご時勢に、老舗の数軒しか把握できていない。

CC発足以降の動きについていけてない（随分前だよな）

CCとmomoの区別もつかないし、 PHOTOMODELSの仕組みもわからない。

しろくまとか赤まむしとかなんじゃらほいなんである。え？ 赤まむしは無いの？

そんな状態を改善しようともせずに、人気モデルさんでもいつかは撮影チャンスが来るだろうなぁとはどの口が言うんじゃい！てなもんですよね。

俺の目論見では、たまたま見たホームページにそのモデルさんの出演情報があり、運よく募集開始直前で、しかも受付が抽選だったりして、さらにビギナーズラックで当選！ なんていう事がいつかきっと起こるんだろうなと漠然と思ってた。

でもそれって太陽系の惑星が一列に並んじゃうくらいレアな事象なんだろうな。

考えてみればそのモデルさんを撮りたくて撮りたくて躍起になってるカメラマンさんもいるわけで、俺ごときがおっとり刀で太刀打ちできるわけが無いんだよなー。

とまぁここまで書いて、なんでこうなっちゃったのかと思いおこしてみると、俺が選択と集中モードに入ってるからだった（忘れてたんか！）

撮影会に参加するお金がなくなっちゃったから、これからは新規開拓はせずに確実に撮れ高が計算できるモデルさんしか撮りませんよ！的な宣言を数年前にしたんでした。

趣味に割ける時間もお金にも限界はあるし、身の丈にあった活動にとどめておく事で平穏な日々を過ごせるわけですが、反面、新たな出会いや素敵な経験を得る機会を犠牲にしてるんだよね。

人生は一度きりだし、その時間にも限りがある。

ちょっとくらい無理して新たな出会いを求めてもバチは当たらないんじゃないかと思うわけですよ。

もしかしたら件のモデルさんだって、めちゃくちゃ俺と相性がよくて意気投合し、南国の白い砂のビーチで「もりくまさーん！あはは、あははは、あはははははは！」なんて撮影してたかもしれないんじゃないすか！

あー、はいはい。ありませんね。そうですね。銀河系の惑星全部が一列に並ぶくらい無いですね。

でも情報収集だけならお金もかからないし、来るべき日の為にしておいてもいいかもしれないね。

来るべき日って何かって？

そりゃBIGですよ。BIGが当たるんですよ！

6億円うふふ♪

あ、前もそんなこと言ってましたね。

地道に頑張りマース！