人間の器

あの人は「器が大きい」とか「懐が深い」とか「度量が広い」とか、とかく容積でひととなりを評価される事が多い。

アソコがでかいなんてのもありますが、それは別の評価なのでここでは割愛。

言われたことねーし。


人間関係についても「器」ってあると思うんです。

軽くて薄い関係はたくさん入る。

重くて深い関係は少しだけでいっぱいになっちゃう。

初めは小さな存在が次第に大きくなる場合もあります。

そうするとそれまで器の中にあった他の関係が外に漏れ出してしまったり、小さくならざるを得なかったり。


その逆もあるよね。

器の中で大きなウエイトを占めていた存在が急に無くなると、外から小さなものが入り込んできてもすぐには埋まりきらない。

そうしてできた空きスペースには「寂しさ」がドッと流れ込んできて、とりあえず器はいっぱいな状態になる。

でもやがて、新しい人間関係が少しずつ入ってきて「寂しさ」を追い出してくれる。

そうやって今までもやってきました。

きっとこれからもそうなんだろう。


ある人の文章で、大学入学を機に初めて家族と離れて一人暮らしを始めてめちゃくちゃ寂しかったんだけど、それってきっと自分の中にあった両親からの愛情が抜けちゃったからで、自分がどれほど愛情を注がれていたのかに気づかされた。だから自分もいつか親になったら、いなくなった時にめちゃくちゃ寂しがるような関係を築きたい!ってのを読んだ。

いい話だよなー。

て、事はあれかい?

俺が前のアカウント辞めたとき、誰一人として寂しがらず、むしろ状況を笑い飛ばされていたのは俺の愛情の注ぎ方が足りなかったってそういう事?

まぁそもそもあれだよね。

器の中に入ってなかったって事だよな(笑)

しゃーないね。


それはそうと年齢とともに自分の器が小さくなってる気がします。

最近は誰かが出て行ってしまっても替わりの人が入る事も無く、しばらくするとなんとなくなじんでる。

最後はきっとほんの数人なんだろうな。


さて、最後まで俺の器の中にいてくれるのは誰なんだろう?


家族がいてくれればそれだけでいいね。

ちょっとしあわせ

Just a Little Happiness

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