タイムマシーンにお願い
神保町の「さぶちゃん」や「いもや」の閉店の事を書いてたら、ふと思い出したお店の事がある。
大学が水道橋にあったから、神保町界隈はよくブラブラしてました。
授業の記憶はほとんど無いけど、街の記憶は多い。
芳賀書店とか(笑)
貧乏学生だから滅多に喫茶店なんかにいかなかったんだけど、あまりにヒマだとなけなしのお金をはたいて行くこともあった。
パチンコ屋でスルよりはましだって判断。
よく負けたなー(遠い目)
神保町の、どちらかと言うとオフィス街の一角にとある喫茶店があった。
学生が入るにはちょっと場違いな雰囲気。
店の名前は確か「木蓮」だったような気もするんだけど、ネットで検索してもまったくひっかからないので記憶違いかもしれない。
わりとこじんまりしたお店なんだけど、そのお店にはウエイトレスの制服があった。
今では喫茶店で制服なんてほとんど見かけなくなったけど、当時はそんなお店がチラホラありました。
これがね、短いんですよ。スカートが。
ベージュっぽいシックなデザインなんだけど、プリーツの入ったミニスカートがやけに魅力的でいまだに覚えてる。
たぶんオーナーの趣味なんだろうなぁ。
それを目当てのお客が殺到してるかと言うと、路地裏にひっそりある感じのお店だったので客は俺ひとりなんて事もざらでした。
こんな制服だからきっと時給も高いんだろうなぁ。
それでこの売上だとキツイよなぁなんて変な心配をしたりして。
案の定しばらくしたら閉店しててガッカリした記憶が(笑)
普通の喫茶店なんでオーダーを聞く時と運んでくる時しかウエイトレスさんは現れない。
スカートが短いって言ってもギリギリじゃないから、せいぜい太ももをチラ見するくらいしかないんだけど、なんだかドキドキしたもんです。
純情だったなぁ(超遠い目)
小さなお店なんでウエイトレスさんは常時ひとりなんだけど、何人かいるバイトさんがシフトで日によって入れ替わる感じでした。
ひとりショートカットが似合う地味なんだけどちょっと良い感じの子がいた。
ある時お客は俺ひとりで、店にはショートカットちゃんと二人きりなんてシチュエーションになった事があります。
まぁ声をかけるような度胸はないし、あったら理財局長くらいになってたかもしれませんが、それはちょっと置いといて、まぁ聞いてくれ←
店に客が俺一人ということは、思いっきりチラ見しても、他の誰かに見咎められることは無いって事ですよ。
もうねドキドキです。
とは言えさっき書いたように普段は奥に引っ込んじゃってるんで見るものなんかないんだけど(泣)
と、その時。 たぶんおしぼりかなんかを取りに来たんだろうけど、俺のすぐ隣の長いすのシート部分を外してなにやら取り出そうとショートカットちゃんがかがみこむ!
!!!!
ほんの一瞬。 ちらりと俺の視界に飛び込んできたのは、これ以上ないってくらいの幸福感をまとったパステルピンクのパンツ!
おお、ジーザス!
この光景、忘れまじとしっかと目に焼き付けましたが、35年たった今でも覚えているなんて、俺の脳内メモリーもすごいもんです。
サンディスクもびっくりな永久保証ですわ!
例えば今。
未来人が突然現れてタイムマシーンで過去の好きな時間に行かせてやると言われれば、まちがいなくあの時あの場所ですね(そこがお前の人生のピークなんかーい!)
0コメント