俺が写真を撮る理由

撮影会だの風俗なんかの本質がどうの、価値観がこうのって話を書いてて、ちょっと自問してみた。

何で俺は写真を撮ってそれをブログとかSNSにアップしてるんだろう?

いろいろ剥ぎ落としてって最後に何が残るか、自分でもちょっと興味があったんだよね。


結局のところ、キレイだったりカワイイだったりスゴイだったり、つまるところ「好き」とか「良いな」って思ったモノやヒトやコトを、写真とか文章に定着させて表現したい。

そんなところでしょうか?


景色の場合もあれば女性の場合もあるし、映画や音楽、ある日の出来事なんか自分を取り巻く「ちょっとしたステキな事」を誰かに伝えたいってのが俺の欲望であり欲求でもありモチベーションとなっている。

前のブログ「A PIECE OF MY LIFE」はそんな気持ちをタイトルにしたものだ。

10年前からそこは変わってないようです。


振り返ってみると高校の時に文化祭で自主制作映画を作って以来、何かを表現する事の楽しさを求めてきたようにも思います。

もっと遡れば小学校の夏休みの宿題に書いた妄想ストーリーなんかが原点かもしれない。

妄想歴は半世紀以上なんである(ドヤっ)


大学時代は暇にまかせて映画を撮ったり劇団の手伝いなんかもしました。

ドラマが作りたくて主要キー局はほとんど受けたけど、今思えば相当適当だったんで受かるわけもなく、あやうく就職浪人するところだった。

それでも何とかなると高をくくってましたが。

まぁなんとかなったか(笑)


いつか映画なんか撮りたいんだよね。

短編映画。心に沁みるようなの。

時間も機材もお金もないからなかなか難しいけど、いつかは作ってみたいなぁ。

定年したらできるだろうか?

映像じゃないと表現できない臨場感とかあるからなー。


話は写真に戻るんだけど、昨年一年間で1万枚くらいは写真撮ってるんですが、その中で1番の写真ってあるんです。

誰にも見せた事が無くて、これから見せる事も無さそうです。

いや、ポロリとかチラじゃないですって!www


それは愛犬の亡骸の写真。

Amazonのダンボールを棺にして、好きだったぬいぐるみなんかに囲まれて眠ってる写真。

ところどころ食いちぎった痕なんかあって。

フルサイズのレフ機に大口径レンズじゃなくiPhoneで撮ったただの写真。

誰も幸せな気持ちにならないし、話のオチも浮かばない。

誰にも見せない写真。


そんな写真が一番なんだから矛盾してるよね。

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